ダイエット中は、体重計の数値に一喜一憂してしまうことも多いですよね。でも、正確な体重を把握することは、健康的な生活習慣を身につける上で非常に重要なのです。
ここでは、自分の体の状態を正しく知る方法や、体重測定に最適なタイミングについてご紹介します。
自分の体組成を知ることが大切
私たちの体は、脂肪、骨、筋肉など様々な要素で構成されています。体組成を理解しておくことで、全体的な健康状態を評価し、日々の習慣やトレーニングの効果を含めた健康管理ができるようになります。
ダイエットは、単に体重を減らすことだけが目的ではありません。例えば、筋肉は脂肪よりも密度が高いため、身長と体重が同じ人でも体組成は異なる可能性があります。Aさんは体脂肪率が高く、Bさんは筋肉量が多いかもしれません。
また、体組成は加齢とともに変化します。年齢を重ねると自然と体脂肪率が上がり、筋肉量が減るため、体重が増加しやすくなります。年齢が体重に与える影響を理解し、年を重ねるにつれて適切に体重管理することが重要です。
体重測定は一貫性が大切。記録をつけましょう
体重測定では、いつ、どのように量るのが最適かについての研究はありますが、何より大切なのは一貫性を保つことです。
体重は週単位だけでなく、時間単位でも変動します。例えば、日曜の朝食前と火曜の夕食後を比べても、ダイエットの進み具合を正確に反映できません。
一貫性を保つには、体重だけでなく、測定した曜日と時間も記録する日記をつけるのがおすすめです。
「朝一番」がベストタイミング
一般的に、食事の後は体重が増え、激しい運動で汗をかいた後は体重が減ります。
そのため、食事前や運動前の「朝一番」が、最も正確な体重を量れる時間帯と言えます。
測定前はトイレを済ませ、服を脱ぐ
測定前は、トイレに行くだけでなく、服や靴など身につけているものも全て脱ぎましょう。研究でも、これが最も正確な体重測定方法だと分かっています。
体重測定の頻度は無理なく設定すること
多くの研究で、毎日体重を量ることが最良の結果につながると示されています。
毎日欠かさず記録することで、健康や生活習慣を意識し続けるルーティンになります。
ただし、毎日体重を量ることで、気分が落ち込んだり、不安やうつ、ネガティブな思考に陥ったりすることもあります。
そんな時は、週1回の体重測定の方が負担が少なく、健康的な生活習慣づくりに集中しやすいでしょう。自分に無理のない頻度で設定することが肝心です。
週1の体重測定なら「水曜日の朝食前」がおすすめ
週1回体重を量る場合は、水曜日の朝食前が最も正確に体重を把握できるタイミングだと研究で分かっています。一般的に日曜の夜が最も重く、金曜の朝が最も軽いことと関係があるようです。
このように、週の中盤に自分の体の状態をチェックすることで、週末に向けた習慣づくりにも役立ちます。週末の食事プランを立てたり、ジムやエクササイズの予約をしたりと、様々なアイデアが生まれやすくなるでしょう。
無理は禁物。体重測定はメンタルヘルスにも影響
多くの研究で、頻繁な体重測定は体重やボディイメージへのこだわりを引き起こし、深刻な場合は自尊心の低下、不安、うつ、摂食障害の悪化につながることが分かっています。
一方で、体重測定とメンタルヘルスの間にプラスの関係があるという研究もあり、進捗を追跡できることで達成感を得られると多くの人が感じているそうです。
生活習慣の変化ですぐに結果が出ることを期待してしまいがちですが、自分のメンタルヘルスや、不安・苦痛を感じる部分に気づくことが大切です。
かかりつけ医に相談しながら、自分に合った体重管理方法を見つけていきましょう。
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