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リベルサスの副作用とその対策 | 不快な症状を減らすために

リベルサスの副作用とその対策 | 不快な症状を減らすために

リベルサスの一般的な副作用や自宅での対処法、医師に相談すべきタイミングについてご案内します。

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リベルサスの副作用は強い?」「副作用が出ないようにするにはどうしたらいいだろう?」とこのページに来てくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

リベルサスにも他のお薬と同様に、副作用があります。今回はリベルサスに関心をお持ちの方向けに、副作用について詳しく解説します。

リベルサスとは

リベルサスは、成人の2型糖尿病を治療するための経口タイプの飲み薬です。セマグルチドという有効成分が含まれ、これは同じく糖尿病の治療薬であるオゼンピック(注射タイプ)にも同じ成分が含まれています。

セマグルチドは、肥満治療の薬としても脚光を浴び、すでにアメリカやヨーロッパでは、その効果が認められ積極的に用いられています。

肥満治療に使われる理由は、リベルサスが小腸のホルモンである「GLP-1」を模倣したお薬であることから始まります。

GLP-1は、食べ物が身体に入ってきたのを感知し、満腹のサインを脳に知らせます

また、胃に食物を長く留まらせる(胃からの排出を遅らせる)効果もあり、この合わせ技で食べ過ぎを防ぐことができます

またリベルサスは、血糖値が高いときに血糖を下げるように働くので、血糖値のコントロールに効果的で、かつ他の糖尿病薬と比較し低血糖のリスクが低いお薬です。

リベルサスの一般的な副作用

副作用は、内服を始めたとき、または用量をあげたときに起こることが多いです。30-40%の患者が経験をします。

身体がお薬に慣れていくにつれて、ほとんどの場合徐々に症状は軽快していきます。症状は長くても2週間程度といわれています。

リベルサスを服用して、数週間経っても副作用が改善しない場合は、医師に相談してください。医師は薬の中止や、別の薬を試すといった対処を検討します。

以下に挙げるのは、リベルサスの最も一般的な副作用と対処法です。

吐き気・嘔吐

リベルサスの代表的な副作用症状は吐き気や嘔吐です。おおよそ11‐20%の方に出現しているとの報告があります。これは胃腸の動きが抑制されることも原因の一つといわれます。

また、食欲が減ったと実感するのには時間がかかります。特にプログラムの初期段階では、いつもどおりの量を食べることで結果的に食べ過ぎになってしまい、気分が悪くなることもあります。

対処法:

  • こまめに十分な水分を摂取する
  • 少量の食事を頻繁に摂る(一度にたくさん食べない)
  • 消化が良く、シンプルな味付けの食事を選ぶ

便秘・下痢

便秘も一般的な副作用として報告されています。これも同じく、胃腸の動きが抑制されることが原因の一つです[1]。

お通じがスムーズであるためには便に十分な水分が含まれていることが重要ですが、リベルサスにより胃腸の動きが抑制されることで本来便に含まれるはずだった水分が身体の中で再吸収されてしまいます。

つまり、それにより便が硬く出にくくなるのです。

また、便秘と反対に下痢を引き起こす場合もあります。この場合は柔らかいご飯などの食物繊維の少ない食べ物を選ぶと良いでしょう。

対処法:

  • こまめな水分補給
  • 食物繊維が豊富な食べ物を食べる
  • 適度に運動する
  • 必要に応じて、市販の下剤を使用する

胸やけ・逆流性食道炎

吐き気や便秘に比べると少ない副作用ですが、リベルサスで逆流性食道炎や胸焼けを引き起こす場合があります。特に横になったときにに胃酸が食道に逆流し、胃・胸・喉の奥に不快な感じ(胸やけ)が起こります。

対処法:

  • 食後すぐに横にならない
  • 就寝時は上半身を少し高くして寝る
  • 食事の量を減らし、満腹になる手前で止める
  • お腹まわりを締め付けない服装にする
  • 炭酸飲料・ニンニク・玉ねぎ・コーヒー・辛い食べ物など、胃酸の分泌を促す食べ物や飲み物を避ける

ジュニパーは、ただお薬を処方して終了のサービスではありません。医師がお薬を処方した後は、医師・看護師・薬剤師による医療チームが、メールやLINEを通して、定期的に体調を確認します。

副作用についても、現状の症状をお伺いしたうえで、必要な対策をご紹介したり、医師とのフォローアップ診療を手配したり、手厚くサポートを行います。

副作用に苦しんでつらい思いだけして終了……といった経験は、もう終わりにしましょう。まずは医師に相談して、自分にあったお薬や対策を聞いてみませんか?

リベルサスの重大な副作用

非常にまれですが、重篤な副作用も一部存在します。

アレルギー反応

リベルサスそのものへの過敏症として、アレルギー症状が出る場合があります。

これはリベルサス特有のものではなく、どのお薬でも起こり得るものです。

顔・唇・舌の腫れ・皮膚の発疹やかゆみ、飲み込みにくさ、呼吸困難などです。

これらのいずれかの症状に気づいた場合は、お薬を中止し、直ちに医師に連絡してください。

このような重篤なアレルギー反応を避けるためは、ご自身の持つアレルギーについてあらかじめ医師に伝えるのが重要です。医師はあなたの体質や既往歴からアレルギーの可能性を事前に評価することができます。

急性膵炎

リベルサスは膵臓に働きかけることから、膵臓への負担が増加し膵炎を引き起こす場合があります。

嘔吐を伴う持続的な強い腹痛、嘔吐といった症状がある場合はすぐに医師にお伝えください。

急性腎障害

リベルサスの一般的な副作用には嘔吐や下痢があり、水分摂取ができないと結果的に脱水となることがあります。脱水が進むと急性腎障害を引き起こす可能性があり、注意が必要です。

十分な水分補給のうえ、排尿量が少ない・身体がだるい・むくみがひどいといった症状があれば、医師にお伝えください。

低血糖

特にインスリンや他の糖尿病薬を服用している方は、低血糖に注意が必要です。

リベルサス自体は直接的に血糖を下げる働きはありませんが、他のお薬との相互作用で低血糖を招きやすいです。

他に飲んでいるお薬がある場合、必ず医師にお伝えください。

甲状腺がんのリスク増加

ある動物研究で、セマグルチドが甲状腺の腫瘍を引き起こすと報告されています[3]。

甲状腺がんの既往歴や家族歴がある場合、医師はお伝えください。

リベルサスの副作用対策

リベルサスの副作用は、基本的な対策で症状を軽減したり予防したりすることができます。ここでは、食べ物に焦点を当ててご紹介します。

避けたほうがいい食品

リベルサスは胃腸の動きを抑制することから、いわゆる「消化の良くない食べ物」はあまりおすすめしていません

また、血糖値の急激な変化を招いたり、胃酸の分泌を過度に促したりするような食品も避けるほうが無難です。

以下はその一例です。

  • 揚げ物、脂身のお肉などの高脂肪なもの
  • 脂肪分が高い乳製品
  • 辛い食べ物
  • お菓子や甘い飲み物といった高糖質なもの
  • お酒

おすすめの食品

副作用対策と健康的な食生活は表裏一体。身体によい食事は、結果的に副作用対策になります

以下はその一例です。

  • 鶏肉・魚・卵・豆腐など、消化が良く低脂質なタンパク質
  • サーモン・まぐろ・オリーブオイルなど不飽和脂肪酸を含むもの
  • 芋・柑橘類・バナナ・きのこ・海藻など食物繊維を含むもの

せっかく減量に成功したのに、リバウンド……といった経験は、お薬で減量をした場合も同じです。

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